眉山

またもママンが、試写会のチケットを当ててきました。
そして、私の名前を使って応募していたので、1枚もらいました。
というわけで、「眉山」の試写会感想など。
(そしてママンは風邪を引いて倒れたので、私一人で見に行きました(爆))


端的に言えば、母娘の関係を描いた「泣かせる系」の映画です。
母が病に倒れ、余命いくばくもないと判った時の、母と娘、そして死んだと聞かされていた父との関係について。
役者さん達の中では、母親役の宮本信子がダントツに上手いので、思わず目がいってしまいました。
まさに「役者が違う」感じ。
ただ、正直な感想を言うと、お話の持つ力は、あんま強くない。
役者さんの表情とか、そのシーンの雰囲気に頼って、見せてる感じがしました。
登場人物たちの心情も、あーんまり掘り下げられてる感じがしないのです。


松嶋菜々子演じる「咲子(娘)」と、大沢たかお演じる「寺澤医師」が、ああっという間に恋に落ちて「・・・へ?」って思っていたら、
それは、母亡き後一人になる「咲子の救済装置」として、寺澤医師が必要だからなんだな、と
見てるほうに感づかせてしまうような展開とか。
(二人が惹かれあうプロセスとかが、非常に省略されているので、そういう風にしか見えなかった。原作ではどうなのか知りませんが・・)


阿波踊りの会場の大混雑の中、咲子が探していた相手をついに見つけて、叫ぶシーンも、
感動するというよりかは
「咲子、そんな踊りの中央を、無理やり突っ切るとか、無茶やから!普通、警備の人に止められるから!
その上、ずーっとそこに突っ立ってるとかありえへんやろー!」
みたいな、ツッコミを入れずにはいられなかった(^-^;)
いや、私が根性曲がってるだけかもしれませんが。素直な方は気にならないのかも・・。


というわけで、宮本信子を見に行くなら「買い」
お話が緻密でないと気になる方には「向かない」
そんな感想でございました。



ハンニバル・ライジングの主役の役者さんが、目を惹くので
ちょっと見てみたい気がしつつも、
きっとグロい話だろうから、TVでやるまで待つか・・・


GWの予定は皆無です。(キッパリ)
もちろん2日は出勤です。(第一営業日だから)
1日は、上司が用事があってどうしても休みたいそうで、私も出なくて済みました。ラッキー♪
毎年、GWは、お友達に声をかけても、みんな旅行とか、実家帰るとかで忙しく、振られてしまうので、
既にあきらめムードです。トホホ・・。(そもそも友達が少ない)
一人でふらふら出歩こうかな。でもどこ行っても、人多いしなー・・・。


眉山」の劇中で、傾城阿波の鳴門(文楽)の1シーンがあるのですが
そういえば、文楽も長い間行ってないわー・・