NHKスペシャル|ライスショック あなたの主食は誰が作る 第1回 世界がコシヒカリを作り始めた

寝る前に見てすごく憂鬱になりました。
そんなにも、日本国内のお米の消費量が減っているとは・・。


最近、昼食はパン食が多いのですが
もーちょっとお米食べようと思いましたよ・・
(そんなわけで、今日のお昼はおにぎりセット。たぶん国産米の筈)


先進国の中で
食料自給率が30%台なんてのは、日本くらいで
他は80%〜100%越えはザラなんですね・・
さもありなん、という気はしますけれども(>_<)


「よその国から、お米を買った方が安いからと言って
常に(お米を買うために)必要なだけの外貨を稼げる状態=貿易黒字が、いつまでも続くと思うのは危険だ」
という意見が、私は一番納得しました・・。


ほかの事と違って、「食糧」の話ですからねー。
「エネルギーも食糧も、他国からの輸入まかせの国」だなんて
そんなあり方に、疑問を持たないでいい筈がないと思うんです・・。
それは「安いか高いか」っていうのとは、次元が違う気がしますよ。


しかし、給食業者さんに戻ってくる残飯の量の多さに、唖然としました。
「お米には7人の神様がいるから、残しちゃだめだよ」って
食べ物を大事にする文化は
どこで失われてしまったんだ・・・・!!

私は、「体調悪くて、もどしそう」な時以外は、
絶対に、ごはん残さない主義なので
「ざけんなよコラァァァ!!!」という怒りに襲われましたです、ハイ。


しかし最近の日本を見ていると
あまりにも、絶望的な気持ちにさせられることが多くて
「繁栄を極めたのちに、没落しきった国って、近代でどっかあったかなぁ・・」とか
そんなことを考えてしまいます。
イギリスは没落しきってはないと思うし・・(少なくとも食料自給率も自国文化も保持してる)。


昨日は、加古川で、小学生の女の子が刺殺されたしな・・(しかも自宅前って!)。


自国文化を大事にせず、食糧自給率も低く、美田は失われ、人心は荒廃し
格差は広がるステキな国。
どこまで堕ちて行くんだろうか、と
暗澹たる気分になります。