- アーティスト: ドラマ,中田譲治,福山潤,平川大輔,井上喜久子,小杉十郎太,中村千絵,矢島晶子
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: CD
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先日、楽天ポイント5倍時に衝動買いしたもの。
結局のところ、本編の23幕において
「伯爵にとってのアルベールとは、何だったのか」が
よく判らなくなってしまった私には、
このドラマCDは
「ああ、そういうアプローチなのか」と
ひとつの解釈を提示してくる内容では、ありました。
購入をお勧めするか?と聞かれたら、ちょっと微妙ですけど(^-^;)
伯爵は、アルベールに、
「光しか知らなかった頃の自分」を、重ねあわせて、
愛しくもあり、その愚かさが憎くもあり・・なんですね。
相反する感情がないまぜになりすぎて、
もう混沌としてしまって、伯爵本人にも判らないのかなーと。
本編を見ている限りでは
伯爵にとってのアルベールは、
「裏切りの果実(自分を陥れたフェルナンと、
自分を忘れてフェルナンと結婚したメルセデスの子供)」
という意味が強くて
「メルセデスの子供だから容赦しよう」的な意識は、全然感じなかったですよね。
アルベール本人にはまったく責任のないことなのに、
思いっきり復讐対象にされてるぽくて
「アホベールだから」(ヒドイ)、しょうがないところもあるとはいえ、
気の毒な立場だなーとは思いました。
「伯爵は正気である、ゆえに、その行動には筋が通っている筈」
という前提で物語を見てしまうと、理解しがたいところは多いですが
「もしかしたら、『伯爵』とは、
エドモンの心と、巌窟王の思念がないまぜになった
崩れる寸前のモザイクなのかも」と思えば
筋が通ってなくても「そんなもんかもしれない」という気も、最近はしてきました。
最後に出てきた「100%エドモン」は、
はじめ錯乱してたけど、『覚えていて欲しい・・』の下りでは、正気を取り戻してたってことで。
んで、こっからは、もんのすげー、くだらねえツッコミ。
(なのであまり真面目に読まないでくださいまし)
このCDの中で
伯爵は、変装した神父の姿で、
メルセデスやアルベールに接触してたという設定ですが
あんたら、声で気づけよ!!
と、つっこまずにはいられませんでした(爆)
特にメルセデス!
本人だと思わないまでも、「声がそっくり」くらい思おうよ〜!(^-^;)
あんな類まれなる声、声フェチでなくても、気づくやろ!ふつう!(笑)
まあ、気づいたからこそ、彼女は
「彼に似た声の」神父に懺悔したくなったのかもしれませんけどね(^-^;)
以前に読んだレビューで、
「ドラマCDの、若エドモンの声がさわやかすぎて、ちょっとびびった」
みたいな感想がありましたが、
でも確かに自分も、
本放送の時のエスカフローネで、
若フォルケンのさわやかボイスを聞いたときには
「うわっ、なんか・・無理が・・無理が」と、びびったので
気持ちはすごくわかります(^-^;)
ケロラヂで、ジョージさんご本人がさわやかボイスで話されても、
別にびびらないんですけどね。
不思議なものです。