「なかのひと」のことについてずっと考えてる


twitterでずっと仲良くしていた人がbotだった - Cheshire Life
http://d.hatena.ne.jp/coconutsfine/20090309/1236611519


↑このエントリーを読んで
「えええー!!それはショックだよなあ」と思う人と
「わーなんかワクワクする!」と思う人がいると思うのですが
私は後者です。+゚(・∀・)。+゚


「生きてる間に宇宙に行ってみたい」という夢は
かなり実現困難な感じになってきましたが
人工知能と普通にお話してみたい」は
なんとなく、かないそうな気がする。


上のエントリで、coconutsfineさんも書いておられますが

しかし、よくよく考えてみれば、ほとんどのtwitter-erとはリアルで接触することはないだろう。
twitterという媒介を通してしか僕と話せない人ばかりなのだ。結局リアル知り合い以外の大半の人は、
人間ではなく「twitterのアカウント」でしかない。中の人がbotかどうかなど関係ない。

botでも、かわいければ。たのしければ。
明るい気持ちにさせてくれれば。
別に人間じゃなくても、ぜんぜんいいです(*´▽`)


この話に関連して、
ネットゲームやってた時のことを、思い出したんですが
あの世界は、かなり
「なかのひと」にこだわる世界だった気がします。
(最近はやってないので、どうなのか、知らないのですけど)


以前にも書いたと思いますが
ベルアイル」をプレイしていたときは
ゲームシステムに「結婚」があったせいで
みんな、擬似恋愛的な精神状態になり、
そこに
「プレイヤー自身は女性なんだけど、操作するキャラクターは男性」というパターン+四角関係
という、
あまりにも、ややこしい状態が発生してしまったため
すさまじい勢いで、人間関係がこじれてしまったのを
間近で見てしまったことがあります。


だれひとり、
悪意をもって、行動していたわけではないのに、
現実世界のことではないのに、
でも、4人の方全員が
ショックを受けたり、罪悪感を抱いたり、
気を使っているのにそれが裏目にでたり
どうしていいのか判らなくなって、困惑していくありさまは
「ほんとうのこと」で。


ただやっぱり、一番の混乱の芯になっていたのは
「男性キャラを操作していたプレイヤー(なかのひと)が
女性だった」ことのように
端から見ていると、感じました。
あ、性別を逆にしてプレイしたことが
悪いという意味ではないんですよ。


仮に、その方をAさんと呼称します。


Aさんを大好きだったのがBさん(女性)。
Bさんに、ふざけ半分でちょっかいだしてたのがCさん(男性)。
Cさんとは兄弟みたいに仲良しだったDさん。(女性)
でも4人ともとても仲良しでした。



「自分は中身は女性だから」と、Bさんのことを気遣うあまりに悩み、
「Bさんは、中身が男性のプレイヤー(Cさん)と上手くいったほうがいいんじゃないのか」
と思ったAさんが、
Cさんに
「自分は女性なので、貴方と彼女が上手くいってくれたほうがいいと思う」と
相談をもちかけました。


Aさんの操作するキャラが、ほんとうに大好きだったBさん。
「Aさんの中の人が女性なのは別にいい、でもどうして最初に私じゃなくて、それをCさんに言ったの?」
ということから
どうしても逃れられなかった。


みんなが
「そのフィールドに降りてきてるときの、「なかのひとの、こころ」だけを好きでいたのなら」
たぶん、あそこまでこじれずに済んだんだけれど・・・
そう簡単にはいかなかったんですよね、やっぱり。(;・_・)


なので
ネットの向こうの人が
たとえ80のおじいちゃんでも、小学生でも、男の人でも、女の人でも、外国の人でも
「そのフィールドに降りてきてる時(Twitterのタイムラインとか)の行動や発言がすきなら、それだけでいいじゃない」
と思う今日この頃なのです。