- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2010/04/22
- メディア: Video Game
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Dエンドまで見終わりました。
うん、おもしろかったです。
(A/B/C/Dエンドまであるので、全部見るには4周必要)
ぶっちゃけちゃうと、
このゲームのCMが流れてた頃、
「『やめよう、おにいちゃん』とか、『殺してくださいね』『だから、死ぬんだ』とか・・
うっわー、(自分が思うところの)スクウェアっぽさ全開ぽいなあ・・。
多分、自分、絶対プレイすることないなー」と
思っていたのですが
実際ゲームしてみたら、CMで受けてた印象とは全然違いました。
CMは「中二病全開」って感じなのですが、
ゲーム本体でそのセリフが言われるところは、別に全然へんじゃないので
「CM用に切り取るところがよくない」の一言に尽きた。
それは、ゲーム自体のオープニングムービーや、トレーラーにも言えてて、
もうほんとに、ラスト近くのセリフとかムービーも含まれてるので
「何周もさせるためのモチベーション」なのかもしれないけど、
「いや、これは、実際そのシーンになってから見たかったんですけど・・!」っていうのが
多かったのが残念でした。
ゲーム自体は、なんというか「物悲しさ」が、一番濃厚かもしれません。
仲間が心を通わせていくやりとりは、心温まるシーンあり、クスっとするシーンありで
主人公および仲間への愛着はどんどん湧いていくのですが
世界自体が「薄闇につつまれゆくような」物悲しさに満ちている、そんな感じのお話です。
Amazonのレビューでも、書いてる方多いですが、
たしかに「ICO」がお好きな方は、たぶん琴線に触れるものがあるんじゃないかなー。
「世界の秘密」は、2周目から明かされますが
少年期(前半部分)は、1周目しかプレイできないので
前半は丁寧に、後半はささっと澄まして4周がんばりましょう!
たらたらやって60時間〜70時間くらいでした。
アクション苦手ですが、EASYモードなら、なんとかなりました。
ただ、釣りはやり方が判るまでどうにもならなかったので
攻略サイトをご覧になることをおすすめします。
あと、カイネが仲間になってくれるまでは、
敵がいっぱい待ち構えてる所に降りて、周りを敵に取り囲まれるとどうにもならないので
馬鹿正直に梯子を下りず、飛び降り&特殊攻撃で接地するほうがいいと思います・・。
以下反転ネタバレです。
Aエンド
設定資料集でも言われてましたが、ヨナが鬼畜すぎます・・
カイネが気の毒すぎて、目の前くらっとしました。
エンディングムービーはなんでニーアとヨナの2人の年が戻ってるんだろう?
回想なのでしょうか。
Bエンド
たぶんこれがいちばん正統派のエンドですよね。
「魔王」への救いと、プレイヤーへの「救い」(エミール)。
エミール出てきてほんとホッとしました。ありがたい存在だ・・。
ただなあ・・
仮面の街、あの後どうすんだよ・・っていうのが
一番心配ですよ・・
世継ぎもいないのにどうすんだ・・・
Cエンド
Dエンド
1ページずつ、白の書のデータが消されていくところが、一番ズキっときました。
そしてやっぱりヨナにちょっといらっとしたり・・・
君はちょっとでも「おにいちゃん」の喪失に気づいているのかい・・・?