ログ・ホライズン ２・３・４

ログ・ホライズン (2) キャメロットの騎士たち

ログ・ホライズン (3)ゲームの終わり(上)

ログ・ホライズン (4) ゲームの終わり (下)

老舗オンラインゲーム「エルダーテイル」の世界に日本人ゲーマー3万人が閉じ込められた。モンスターとの戦闘、味を失った食料、死ぬことのない境遇。昨日までプレイしていた「剣と魔法の世界」が今日からの「現実」。混乱続くエルダーテイルで、一匹狼を自負していたシロエが、旧友直継、美少女暗殺者アカツキらと、廃墟アキバから世界を変える。

わああ。
なんか、ドはまりしてしまいましたよ・・・？
1日一冊ペースで、睡眠時間けずって、最新刊まで読んじゃいました。
十二国記以来のはまりっぷりかも。
「異世界に飛ばされてのビルドゥングス・ロマン＆
　　国(統治機構?）づくりの群像劇＆世界構造自体の謎」という、
一番大きな骨組みは、両作品に共通するので、そのせいもあるのかな。

それに加えて、「ログホラ」は、
主人公たちが、「現代日本のネットゲームプレイヤー」という設定なので、
自分もプレイヤーだった頃を思い出しては、より感情移入してしまいます。
自分の体験から感じる、「ああ、その感じわかる」という共感と、
「この域までいけるのはすごいなあ・・」という憧れと。
もちろん、ネットゲーム経験のない方でも、
面白く読める作品だと思いますが、
知っているとより楽しめると思います。
お手持ちのゲームのサントラかけながら読んだら、
雰囲気はもうカンペキです。
（FFTと、マリシアスのサントラを、ヘビロテしながら読んでた）

「まおゆう」の時も思いましたが、
この作者さん、「わくわく感への盛り上げ方」が、すごく上手いのですよね〜。
なので、ちびちびちょっとずつ、じゃなくて、一気に読みたくなってしまう。
もとが、Webで発表されている小説らしいので、
もしかするとネット上では、無料で、かつ
書籍版よりも、もう少し先まで読めるのかもしれませんが、
書籍版は、大幅加筆訂正されているようですし、
挿絵のイメージがとてもあっていて、いい感じなので、
書籍版を買われてもソンはないのでは？と思います。
（エンターブレインのまわしものじゃないよ！）

ただ、置いてる本屋さんが、少なそうなんだよな〜・・(つω`)
梅田の紀伊国屋でも、4巻品切れしてたし。
ネットで買うほうが、入手は容易かもしれません。

１巻冒頭の試し読みは、こちらで出来ます(｢･▽･)｢
が、本領発揮してくるのは、２巻以降な気がしますのことよ。

http://mamare.net/loghorizon01.html