おおかみこどもの雨と雪

皆様、バカスカ休みを取っていらっしゃるので
私もちょっとくらい休ませてもらわないと持たねーよ!と
いうことで
半休とって、レディースデーなので見てきました。


感想は・・ええと・・・
「なんかえぐい話だったなあ」
以上です。


追記:↓こちらのレビューが、自分の感じた違和感を見事に説明してくださってて
   「おお!」と感動しましたのでリンクを。

おおかみこどもの雨と雪」感想 - さすけの波乱万丈な日常 http://d.hatena.ne.jp/ktakaki/20120725/p1


自分に限って言えば、
見て、泣けるわけでも笑えるわけでも、スッキリするわけでもなくて、
なんともはや、
「花さん(主人公。おおかみこどもの母)の味わうストレスはいかばかりか・・」
見終わって思ったのはその一点・・・
体も壊さず、心も病まなかったのはすごいなあ、と
なんかそんな風にしか感じられませんでした。

          • 以下 ネタバレ全開感想です -----

花さんの夫(おおかみおとこ)が
すさまじくアッサリ死んでしまうのですが
「ええと・・・ケモノだからですか? あたまがわるい前提なのですか?(;´д`)」
みたいな、強烈な困惑を伴います。
あと、最初の夜に人の姿でないのも、
ツメとキバ出した状態で抱くの?なんで? 嗜虐趣味なの? っていう強烈な違和感・・・
(暗喩なのでしょうけど。)
後で雪が起こす事件の時にも、その違和感がまた思い返されます。
ツメ出てたらそうなるよね?っていう。


花さんが、子育てに苦労しはるところは、その苦労に感情移入して見ていられるのですが
子供たちのココロが、人間なのかケモノなのか判らない状態なので
そこには感情移入のしようがなく。


あと、ラスト近く、花さんが思いっきり転落するあたり、
それ普通死ぬか、もっと重傷じゃない? 
致命傷ではないにしても、水に浸かって長時間経過してたら、
立ちあがって笑って見送れるほど元気があるとは思えないんだけどなあ・・
と感じてしまい、
「ああ、この家族はだれ一人、普通の人間ではないのだから、感情移入できなくても
それはそれで仕方ないのだなあ」


とあきらめて見終わる。
そんなカンジでございました(;´д`)