ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q


<まずはネタバレなし感想>------------------------------------


今月は、なんだかだと残業が多かったので
水曜(レディースデー)に、フレックスして見に行ってきました
エヴァQ。
平日、定時前なのに、9割方席埋まってます。
さすがというかなんというか。


併映の「『巨神兵東京に現わる 劇場版」は面白かったです。
特撮ゆえの生々しさみたいなものを、久々に目にできてよかった。


さてエヴァ本編ですが。
前作の「破」が、なんというか「肯定的」で「わかりやすい」作風だったのですが
今回のは「ぼーっと見ててもさっぱりわからん!!」
でした。
映画館に上がるエレベーターの中で乗り合わせた2人連れが
「旧劇場版を見てたら『ああ』って判るとこもあるらしいけど、
そうじゃないと判りにくいらしいよ〜」とか話してたのですが
これ、TV版とか旧劇場版見ずに、新劇場版だけ見てる人は
そりゃもう訳わからないのでは・・・


ぶっちゃけた感想は
「カヲル君てめっちゃ色しろいよね・・うん・・・」
でした。正直なところ。
わたしはホモはどうでもいいので、萌え萌えするわけでもなくて・・



<以下、ネタバレあり感想>-----------------------------------------------












正直、見終わっても「???」な感じだったので
内容を考察してるサイトを読みまくり・・
やっと多少、構図が見えた・・かも?


やっぱり、「旧劇」「TV版」ありき・・で組み立てられている作品
なんですよね、コレ。
旧で救われなかった者を成長させ、別のルートに導く、ゲームの2周目のような。
いきなり2周目からプレイ動画見てるやつのことまでは知らないよ!という。


でもなんで、登場人物のコミュ障のレベルが
旧と同じくらいに戻っちゃってるのー!?(;´д`)ノ
っていう、冒頭の説明のなさ。
戦闘中は、そりゃシンジ君放置でもしょうがないけど、
ガラスごしに説明してるシーンのとこでは
この14年間についての、おおざっぱな説明するくらいの時間はあったやろうと・・・


または、「いままさに説明しようとしてたら、綾波襲来」みたいに、
せめて「説明しようとする気配はあった」風にしてほしかったですよねえ・・
いい年こいてなにやってんだミサトさん
同年代になっちゃったから突っ込むぞ!
(それに気がついたときは苦笑しちゃいましたが)


しっかしエヴァも、すさまじく長期間終わらないですよね・・。
HellsingOVAシリーズが、なかなか巻数が進まないものだから
たしか、ウォルター役の清川元夢さんが、
さっさと出してくれないと、こっち(声優)の寿命がつきちゃう的なことを
おっしゃってたと何かで読んだか聞いたかしたと思うのですが
もうHellsingは最終巻がでるのに、エヴァはまだ終わらないという・・(苦笑)


だから、
エヴァの呪縛」という言葉のダブルミーニングには
ぐはっとなりましたね。