考えてみればひどく滑稽な話で

ingressに関して、ここでぶちぶち文句書いてた訳ですが


落ち着いて考えてみれば

「実在する地図のデータにかぶせて、ありもしない何かを設定し、それを奪い合ってる」だけの話なので

「実際にはありもしないモノの取り合いで、イライラしたりとか、じぶん、馬鹿ではなかろうか・・」

と気が付いた。


この「実際にはありもしないモノ」っていう言い方が、またデリケートなんだけど。

架空のものとか、フィクションとか、ゲームとか全てを馬鹿にしてるみたいに取られると

まったくそういう意図ではないので、誤解なさらぬよう。


なんていうのかなあ、

ingress自体は、それが持つ物語性は陳腐であるし、

本来、そこまで珍重されるほど上質のものではないのだが

実在の地図データと重ねられているがゆえに、過大評価されすぎ」とでも

いうのかなあ。


いちばん最初のネットゲームが、

ゲームとしてはひどく単純であっても

「インターネットを介して、遠くにいる人と同時に、同じゲームをできる」という事柄のすごさにおいて

ものすっごく評価されたのと、同じ感じっていうかね・・


だからなんだろう、

「”現実と重ねる”部分を珍重するゲームを、私はあまり好まない」という

己の嗜好を理解できました。

ネットゲーム自体の否定ではなく、

「あっちの世界はあっちの世界」で、現実とは切り離して楽しむのを好む。

まぜるな危険。