聖の青春

祝日でレディースデーだったので
おっしゃがんばって行こかーと「聖の青春」を見に行ってきました。


東出さんと松山さんはものすごくお芝居がんばってはったので、
見応えはありました。
実在の人物を「ものまね」ではなく、きっちり「再現している」感じがちゃんとする。


ただ、村山聖氏がものすごく破天荒なのに、
なぜこれだけ周りから受け入れられ、愛されていたのか?の部分が
映画だけだとあんまり説得力が無い。


ので、原作本を読んでみたら、すごく面白かったし、腑に落ちました。
尺の関係で仕方ないんだろうけど、
村山氏の子供〜少年期のエピソードがばっさり省略されてるのと
別の人とのエピソードを、映画に登場する人物にまとめたり入れ替えたりしてるから
細かいところで事実と大分違っちゃってるのですね。
これ、原作ファンの人が映画見に行ったら「うーん??」ってなるやつかもしれない。
小説への入り口としてはいいんだと思いました。