2年半ぶりに・・

高校時代からの友、もーちゃんと会って来ました。


彼女は京都在住、私が兵庫在住、
彼女はメール嫌い、私は手紙を書くのが遅い、
彼女はとても忙しい人、私はとても不精な人
どちらも電話はあまり好きじゃない。


結果「なかなか会う運びにならない(爆)」


前回会ったのが、確か、映画「ラストサムライ」を見に行ったときなので、ほぼ2年半ぶりです。
「もう私なんていらない子になってるんじゃなかろーか」と
少々びびりながら、お手紙したのですが、のってもらえてホッとしました。


前に別の友達と行った事のある、住まいのミュージアム:大阪くらしの今昔館に行ってきました。

ビルの8階にあるんですけど、2階分ぶち抜いて、1830年代の大坂の町を約1100平方メートルの空間に再現しています。
明かりを工夫して、自然光っぽくしてあるので、あんまり「作り物の街」の中にいる感じがしないです。
日が暮れ、夜が明ける演出があり、夜になったときの感じが、もっそい好きなのであります。


ほんでまあ、そんな街並みを見つつ、お互いの近況など話したりしていたのですが、
もーちゃんはナント、袈裟を作る仕事についたそうであります。
もともと、すごく色んなことをやってみる人で、大学を休学して、木工の修行に行き、
学校出た後は、ジャストシステムでATOK製作の部署にいたり、
その後出版社に勤めてみたり、漆塗りの勉強をしてみたり、博物館で遺跡発掘のバイトをしてみたり、
もう会うたんびに違うことやってるので、びっくりなのですが
文化財的なものに触れていたい」というのがベースにあるのだそうです。
(ジャストの時は、文化財じゃないけど、日本語へのこだわりだったと思う)


ただ、文化財を直すとか作るとかそれ系の仕事は、もっと最初からその道に入っておかないと
途中から入ることは出来ないそうで、
文化財の補修とかそっち系はそれであきらめたらしく。
数年前から、和裁をずっと勉強していて、それが活かせる仕事を探していたのだけれど、
やはり実務経験なしで雇ってもらえるところは中々なくて、ずっと探して、今の所に入れたそうです。


お坊さんの、袈裟とか絡子(らくす)を作る会社だそうです。
絡子っていうのは、お坊さんが肩から掛けてる、エプロン状のあれのことらしい。
「日本のドコにそんなに沢山お坊さんがいるんだろう?!」と思うくらい
けっこう注文があるらしく、毎日忙しいそうです。


いつ会っても、パワーのある友達だし、あまり気を使わずに喋れるので、楽しかったです(^_^)


機嫌よく、家帰って来たのですが、
ちょっと引き出しをちゃんと閉めて無かったのを見咎められ、
母に「しつけなおさないといけないわね」と言われて、すっかりブルーになってしまいましたが・・。
30もとっくに過ぎた人間に「しつけなおす」とか言うのは、ものすごい侮蔑だと私は感じたんだけど
こんなにイヤな気持ちになるのは、私だけなのかなー。
たしかに、私はものすごく、だらしない人間だけれど、
自分が、子供の時に「やったらいけません!!」ってすごくしつけられたこと
(例えば、はさみの刃を開きっぱなしで地べたに置くとか)を
母がやっていても、私は何も言わないようにしているのに・・とか思うと、
どうにも感情が昂ぶってしまって、「もうダメダー」と思ったので、
さっさと2階に上がって、気を鎮めるためにこんなところで文句書いてます。あっはっはー。バカみたい。(´-ω-`)