「女性というのは、つくづく自分のことを語りたがる生き物」という一文を
この間どこかで読んで、
「う、うーん。自重しないとな」と思ったのものの、
「声フェチとしては筋金入りです」っていうイタ話を、いきなり語り始めてみようと思います。
声ネタに興味ない方は読み飛ばしてくださいませ。多分つかれます（爆）
誰しも、弱点というかフェチというか、
「これがツボなんです！」というものが
あると思いますが
ワタクシ、子供の頃から「いい声」に、めっぽう弱いです。
ジャニーズとか、イケメン系の役者さんには、
生まれてこの方、夢中になったことが一度もないのですが
「いい声」には、もう過剰に反応します。
いい声にはあらがえないのですよ！見た目なんて飾りですよ！（←ちょっと落ち着け）
覚えている限りで一番古い、「いい声に萌えた」記憶は
「キャプテンフューチャー」の広川太一郎さん。
あの声が聞きたくて、必死で見てたのは間違いありません。
その次あたりが「スペースコブラ」の野沢那智さん。
裏番組がなんだったか、覚えていないのですが
まわりの同級生が、全員裏番組を見ていたのに、野沢ボイス（＆レディの榊原良子さんボイス）に惹かれ
ただ一人コブラを見ていた、少数派のたさきでした。
今wikiで調べたら、この番組、キャストがえらい豪華です。そら声フェチやったら、こっち見るわなー。
で、確かこのへんで、映画化されたクラッシャージョウにはまりました。
（初めて「何かにはまる」という体験をしたのがクラッシャージョウ）
当時はビデオが普及していなかったので、「ドラマ編」というんだったかな、
映画の音声だけを収録したレコードが発売されまして、それを擦り切れるほど聞いておりました。
今でもけっこう台詞覚えてるかもしんないです（爆）
この作品も脇のキャストが超豪華！
小林清志さん・小林修さん・武藤礼子さん・久米明さん・柴田秀勝さん・田中信夫さん・曽我部和行さん等々。
敵役まで渋い美声ぞろいで、メロリンキューでした。
で、このへんから、色々見るようになったので、
その後は記憶が混沌としてきます。
アニメやドラマの内容にはまった、というより
純粋に「その声にやられた」事例で、クリアに覚えているものをいくつか。
(多分、時系列にはなってないです。思いつくままに）
- 「時空の旅人」
映画のCMで、津嘉山正種氏演じるキャラが「敵は本能寺にあり！」と言うシーンがあり
その声がものすごい印象的でした。
母が好きで、よくかけていたラジオ
NHK-FMの「クロスオーバーイレブン」も、当時津嘉山氏が担当していたため、
「ジェットストリーム」の城達也氏とならんで
「いい声ツートップ」として、ワタクシのダメ脳に刻まれました。
主役のストリングフェロー・ホークの声をあててた、磯部勉さんの声がもう、どえらいいい声で。
いまだにあの声を聞くと、無条件に「ぴくっ」と反応してしまいます。
- 「ブラック・マジックM-66」
これで小川真司さんの名前を覚えました。
淡々と素早い指示を下していく指揮官の図、というのがなんだかとても新鮮だったのを覚えています。
(上手く言えないのですが、
それまで知ってたアニメとかドラマでは、こういうシーンで
指揮官は大仰な芝居をするパターンしか知らなかったのですが
ホントなら現場はこういう感じだろうなと思わせられた）
若本規夫さん(当時は紀昭さん？）が、
当時には珍しく「悪役じゃないキャラ」を演じていたので
すごいうれしかったのを覚えてます。（声好きだったんです）
当時は「若本さんてどんな役の声やってる人？」と聞かれても
「えーと・・あなごさんとか」位しか言いようが無かったんですよ！
今じゃ若本御大は、すっかり色物キャラと化しちゃってて、
ちょっと悲しいのですが。
この作品では普通にお芝居されてた筈。
- 「赤い光弾ジリオン」
この頃の井上和彦さんの声は、ほんとに甘々で、色気にみちあふれていた印象があります。
今、当時の番組を聞きなおしたら、そうでもなかったりするのかな・・・？
でも複数の作品で「すごい艶があるなー」って思ったのを覚えてます。
こないだちょっと書きましたが、これのフォルケン役で、
初めて中田譲治さんの声を知り
「なんかすごい声！」と、驚愕しました。
あそこまでフェロモンでまくりというか、色気が滲み出るような声は
それまで聞いたことなかったんで。
ヒロインであるひとみが恋する相手が、
バァン（関智一さん）・アレン（三木眞一郎さん）だったのですが
敵役のフォルケンの色気のほうが、強烈すぎて、なんともかんとも。
あ、そういえばドライデン（小杉十郎太さん）も良いお声でしたね。Ｚのヘンケン艦長で、お名前は存じてましたが。
大塚明夫さんの声を、これで初めて知りました。
あまりのかっこよさに
レンタルでビデオ全部借りました。（でもTVシリーズは見てない（爆））
あとは、声専門の話じゃないですが
「鬼平犯科帳」中村吉右衛門さんの声とか
「王様のレストラン」松本幸四郎さんの声に、ひっそりメロリンキューしてました。
そんな声フェチとはいうものの。
最近、「うおっ！この声はっ」という出会いからは、遠ざかっております。
ほとんどＴＶ見てないので、当たり前っちゃー当たり前なんですが。
最近は、ちょこちょこ見るようになったものの、
最近の若手声優さんの声、全然聞き分けがつかない＆インパクト感じないのです・・。
本気で「いい声新規開拓したい」のなら、
海外ドラマ見れば、よさそうなもんですが
それだけのために見る気力も無く。
あー、あと、声優雑誌も苦手です・・・
こないだ、見たい記事があったけれど、立ち読みで見つけられなかった為
生まれて初めて買ったんですが
３０代オーバーの女性声優さんが、
クチ半開きで、コスプレしてるような表紙の雑誌を
レジに持っていくのは、すごい羞恥プレイでした・・(･_･;)
フォトジェニックというのでしょうか
「写される側としての才能、またはテクニック」をお持ちの方なら
年がいくつでも関係ないのですが
なんつーか・・そうじゃないのがしみじみ判る写真なのでイタかった。
