サーカディア

サーカディア

サーカディア

タイトルだけは知っていたものの、全然どんなゲームか知らず、
Amazonでレビューを見てみると高評価だったので、購入してみました。
2日間で、1週目クリアしたのですが・・おもしろかったです!(*゚∀゚)=3


ストーリーは、主人公の少年が、同居の叔父の仕事の都合で、
とある海上実験都市に引っ越してきて、
自身の過去にもかかわる、大きな事件に巻き込まれていくというもので、
アドベンチャーに、少し戦闘がプラスされているスタイルです。
お話は正統派ジュブナイルのおもむきで、
クリア後の印象もすがすがしいものでした。
ストーリーは、基本1本道ですが、
親しくなった仲間によって見れるイベントが変わるので
ペルソナ4とかのコミュを想像してもらうと近いかもしれません。
ラストバトル前夜と、エンディング前も、一番親しかった仲間によって変化します。


日常パートで親しくなった仲間とともに、戦闘パートで戦うのですが、
友好度が低いと、敵に味方を奪われてしまうという、
なかなか斬新なシステムです。
(初代アンジェリークで、守護聖をロザリアに奪われたのを思い出しました。)
仲間候補は14人いますが、最大でも7人しか仲間にできないので、
何人かは必ず敵にまわります。
お気に入りの仲間を、いきなり敵に奪われて
(仲間本人の意思による裏切りではなく、いきなり洗脳される感じ)
いちど奪われると、もう取り返せず、倒すしかないのは
精神的にかなりキツイです。
しかしそれだけに、「よくも○○さんを・・!」と、
思いいれたっぷりにプレイできます。


あと、声優さんがずいぶん豪華!
冒頭出てくる叔父さんが、大塚明夫さんボイスでびっくりし、
その他のキャストも、ネオロマンスゲームクラスの豪華さです。


私は説明書も読まずにやったもので(オイ)、
終戦で、
味方6人+自分 VS 寝返り5名+ラスポス(強い!)という
かなりキッツイ展開になり、
1回ゲームオーバーになってしまいました。
全体攻撃スキルや、速度上昇スキルを持つメンバーが敵に寝返ると、
ぐんと難易度があがります。
攻撃力上昇スキル持ちの子を持っていかれそうになり、
リセットして粘って、なんとか防いだのですが
もしあの子が寝返ってたら、
下手したらクリアできなかったかも・・・(´;ω;)


そんなかんじで、
ペルソナ4や、九龍妖魔學園紀がお好きな方なら、楽しめるのではないかと!
ゲームアーカイブスで600円で購入できますので、
お気がむかれましたらゼヒ。



<以下はネタバレあり感想>

ツンデレ影守先生が好きだったのですが、
正直興味なかった深雪ちゃんのイベントが始まってしまったため、
しぶしぶイベントにまきこまれ、救出に向かった隙に、
影守先生を奪われてしまいました。大ショック。
深雪ちゃんイベントで、主人公の過去の一端がわかったのは
良かったのかもしれませんが、
キャラ的にもお気に入り、しかも少ないPPで全体攻撃ができる影守先生を奪われたダメージは
かなり後を引きました。
ラストバトルでも、速度上昇状態の影守先生に
攻撃を避けられまくり、
全体攻撃打たれまくりで
1度はゲームオーバーくらいましたからね・・。


ちなみに自軍は、
五十嵐さん/沙夜香先生/優美ちゃん/大塚君/速水さん/深雪ちゃんという面子でした。
さやか先生は攻撃外しまくる上に、ダメージうけまくり、
深雪ちゃんはすぐ瀕死で、正直足手まとい状態に・・。
終戦では、深雪ちゃんの混乱技が効いて、やっと役にたってくれましたが。
2週目では、この二人はできたら避けようと思いました(´;ω;`)
1周目は五十嵐さんED。井上和彦さんボイスのよい兄貴でした!


ラスト近くはけっこうボロ泣き状態。
あそこんちの家族は(叔父さん含め)、
あんなにひどい目に遭いつつも
誰ひとりやさぐれもせず投げもせず、
自分の全てをなげうって行動し続けるのがもう・・・!
ずっとツリ目で酷薄な表情だった彼の顔が、
柔らかな優しい表情になっていた
あのシーンは
涙せずにはいられませんでした。
お兄ちゃん・・・!!