- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
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買うのは文庫本になってからにしよう、と思ってたのですが
会社で借りれる状態になってたので
借りてきました。
お正月休みあけには返却しないといけないので
大急ぎで読んだのですが
なんかやたら泣けてしまいました・゚・(ノД`)・゚・。
「成長譚」として読んだ時
もっそい泣けるつくりになっています。
冲方氏はやっぱりこういうのうまいなあ。
Amazonのレビュー等見ると
暦について、考証・設定があまい部分もあるらしいのですが
しろうとが読む分には全然ひっかかりません。
するすると読めます。
「人物描写がうすっぺらい」的感想があるのは
判らなくもないのですが
この小説においては、
たくさんの人たちの人生が、印象的に主人公の運命と交差していくさまを
読者が追って行くスタイルだと思うので
少数の人物を濃く描くよりも、これくらいのバランスがちょうどいいのではないかと・・。