海洋天堂 - kuruppo’s diary

午後半休をとったついでに、見てきました。
「海洋天堂」ってどういう意味だろう？と思ったのですが
英語の題が「Ocean Heaven」なので、「海の中にある天の国」みたいな感じなんでしょうね。

主人公は、水族館で働く冴えないおじさんシンチョン。
男手ひとつで、自閉症の息子ターフーの面倒を見てきましたが
自身が末期がんで余命いくばくもないと知らされ、
ひとり残される息子に、自分は何をしてあげられるのか、
懸命に考えて、すべての力をふりしぼって、
行動するおはなしです。

あらすじを聞いた時点で
「泣くやろうなあ・・」とは思ったのですが
もうね・・
おとんの愛が深すぎて･ﾟ･(つд⊂)･ﾟ･

ターフーはとても泳ぎが上手く、
父親の職場である水族館に一緒にやってきて
イルカのプールや、巨大水槽で泳がせてもらっているのですが
それも伏線として
きっちりストーリーに意味を持ちます。

平日のお昼間にしては
けっこうお客さんが入っていたのですが（半分弱くらい？）
もう後半は、みんな鼻すする音がすごかったす(つω；)
かくいう私もボロ泣きでした。

監督さんが、１４年間、
自閉症施設でのボランティアをされていただけあって、
きれいごとのお話にしてしまうわけではなく、
ただもう、
おとんの愛が胸に痛くなるような
そんなお話でした。
ラスト近くの二人の笑顔がよすぎてね・・もうね・・
（思い出し泣き）

音楽が久石譲なので、世界にも入り込みやすいです。
機会があればぜひ。