ログ・ホライズン5 アキバの街の日曜日

遅くなりましたが感想。

今回の書籍版は、口絵やら巻末のおまけやら、カバーイラストの仕掛けが
すごかった!!
いやもう、ちょっと感動しちゃいました。
カバーめくってニヤリ、とかね。こういう遊び心ダイスキです。( ´ ▽ ` )
おまけのしおりも無事ゲット。
出来ればAの絵柄が欲しかったのですが、
梅田の紀伊国屋書店の棚には
自分が行った時にはBしか並んでいなかったのでBで。


女性陣のオトメゴコロ炸裂の巻なので、
5巻は、実は一番くらい好きな話なのですが
今回、差し替えや、書き足しのシーンがかなり多かったです。
個人的には、Web版の定食屋のシーンが非常に好きだったので、
無くなってしまったのが
かなり残念・・・。
差し替えられた部分で、アイザックのスタンスが
明確になったのは良かったんですけど。
定食屋のシーンも、差し替え後のシーンも
両方あったらよかったのになあ・・と
無茶なことを思ってしまいました。


レイネシアの休日シーンもそうですね。
無防備なネコさんのような描かれ方から、
淑女然としたスタイルに変わっていて
彼女の本質はともかく、育てられ方からしたら、
書籍版のシーンのほうが
説得力あるのですが、
Web版のゆるゆるっぷりもすごく愛らしかったので、
変わってしまって、やっぱりちょっと残念な気持ちも
あったり。
まあ「Web版と書籍版、両方読んで楽しみなさいよ」でいいんでしょうね。


あと、濡羽さんに関しては、
もっと「白い喉と、黒いドレスのコントラスト」みたいな
メリハリの強い絵を想像していたので、「あれ?」という感はありました。
なんだろう、もっと襟元が開いて、
白い肌を黒いドレスの襟が切り取っているような
白と黒、光と影の強いイメージがあったんですよね。
ビアズリーの絵みたいな。)
ページの演出、目の光とあの微笑は上手いなあと思いました。