王宮夜想曲


地味に全クリア目指してがんばっております。
(突然途中で退場するキャラとかいるので、
全クリしないとそのへん不明のままで終わるんで・・)


しかしこのゲームの概要、
「不慮の死を遂げた弟王子のクローン育成&教官たちとの恋愛シミュ」、
まあアンジェ+プリンスメーカーな訳ですが、
この設定について深く考えると、中々重いです。
(ゲーム内ではそこまで深く追求されないが、
匂わせるような演出はチラホラある)


弟クローンは「大怪我を負って記憶喪失扱い」なんですが、
そもそも別人なので「取り戻すべき記憶」を持ってないのに、本人扱いだから、思い出せないことに苦悩してて、
でも主人公(姉)はその真相をいう訳にはいかず、一生嘘をつき続けるわけで。
ゲーム中で、苦悩する弟をなだめるイベントがあるのですが
説得するのが、真相をしってるジークと姉なので、罪悪感がすごかったですよ・・。

カイン(弟)エンドは、道ならぬ恋だから
「その場合王家の血は残せないけど、そもそも正当な王位後継者に継がせるためにクローンとか無茶したんじゃないのかよどうすんのよ」状態になっちゃうし。
刹那的にはいいけど、数年したら、絶対偽装結婚とか必要になるんじゃない・・とかいろいろ考えてしまいます (ヽ'ω`)


あとね・・あとね・・このゲーム、
ほんっとにヒロインの見た目が地味すぎて
哀れになってきます・・。


通常、本編より綺麗げに書いてもらえるOPムービーですら
こんなですが
(髪はぼさぼさ、王女とも思えぬ質素なドレス)

リオンルートのヒロイン、スチルでこんななってた・・


生活に疲れたおっさんみたいですよ(;´д`)


双子の弟の方がよっぽと美人ってどういうことなの・・



・謀反ED

心をオニにして、謀反EDみました。
カインに3回くらい泣かれてすごい堪えたけど (ヽ'ω`)
そして、スチルの一枚すらなくて、トホホだったけど・・
ジークは最後まで付き合ってくれるようなので、そこだけは救いでした。


・リオンED感想(ネタバレ気味)

他ルートだと、途中退場の彼なので、まずは見ないとなあとプレイ。
表の顔と裏の顔面、豹変してるようにみせて、でも徹底してないので
途中まで「二重人格なのかな・・」とおもいながら進めてましたが
そうではないようで・・
いまひとつ、描き方はうまくないな?と思いました。
(まあジークに関しても色々ごっつい適当なので、多分細かいことは突っ込んじゃいけないゲームなのだと思います)
エンディングのスチルは年月の経過がでてて良かったです。

彼に言われた
「両親を亡くし、生き残った弟も記憶喪失、一人ぼっちな君に自分と似たものを感じた」的セリフに
「そうだよ、ヒロインだってかなり極限状況なんだよな・・!」と
改めて自覚させられたり。