下天の華

下天の華 - PSP

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遙かなる時空の中で5」が、非常にアレな出来だったので
もうコーエーネオロマゲーム(乙女ゲーム)には
期待できないんじゃないの・・・?と思わなくもなかったのですが、
スマホゲーム全盛の昨今、
コンシューマーゲームを応援したい気持ちも強いので
「新シリーズだし、ままよ!」と買ってみました。


で、とりあえず1周目、完了したので、感想を。


期間は1カ月という設定なので、コンパクトにまとまっていて、
「小粒だけど上質なゲーム」という感じでした。
「遙か5」がダラダラ長い上に、ぱっとしなかったので、
このコンパクトさは、むしろ歓迎です。
台詞の丁寧さ(日本語の綺麗さというか)、
音楽・効果音等の質が高いのも、さすが老舗です。
パッケージ絵(というか、原画の漫画家さん)の線は
すこし癖がつよいのですが、
ゲーム内スチルや立ち絵は、華やかに細めのアレンジがされているので
綺麗です。


主人公も、凛々しいけれど優しさもあわせもつキャラなので
全く違和感は持たずにプレイできました。
見た目もべっぴんさんなのでうれしい(「・▽・)「


私は最初、八方美人的なプレイをしてしまい、
ハッと気がついた時には、イベント期日が遅めの家康ルートにのみ
ギリッギリで間に合うという有様でした。
期間が短い分、ターゲットを1人か2人に絞らないと
イベント期日がきてしまって、
ノーマルエンドしか見れないのですね・・。
2周目からはそれを肝に銘じてプレイせねば。


家康ルート感想:


声は小野憲章さん。
ハリー・ポッターの吹き替えで有名な方らしいですが
私はハリポタ映画をほとんどみていないので、
これだけ、長時間お芝居を聞いたのは初めてでした。
シャイで優しいこのゲームの家康にはぴったりでした。
シナリオも丁寧だったので、終盤は思わず泣けちゃいましたわー・・(´;ω;`)。