機巧少女は傷つかない 第4話

今回はアクション回だったので、
さほど見てて「??」とはなりませんでしたが
原作未読の方が、「夜々がエリザに勝てた理由」を、ちゃんと理解できたのか気になります。
脚本についてはあきらめたから、もういいですけど_ノ乙(、ン、)_


あとやっぱり、感じてしまうのが、
「雷真は、どっちかってと、
もっと男くささを感じられる声質の方が演じたほうが、
よかったんじゃないかなー・・・」ということ。


下野さんに、かっこいい役が向かないという意味ではなくて、
声の質がどうしても、中性的というか、少年寄りなので、
雷真の中二臭さが、必要以上に強調されてしまってる感じがするんですよね。
「小僧っ子が、懸命にカッコつけてるけど、見ててイタイよ・・」っていう。


もっと明るいコメディタッチの役なら、
下野さんお得意のジャンルだから
どんなキャラでも大丈夫だろうだけど
徹底的にシリアス路線の場合は、
やっぱり線の細いキャラの方が向いてる気がする。


たとえば桂馬とか、ルシフェル(漆原)とか、
中性的な外見で、中二くささ全開なキャラだときれいにハマるのですが、
雷真はもうちょっと骨太なキャラクターなので、いまいちしっくりこない。
低めの声で演じても、その程度の補正ではおいつけない感じで。


ふてぶてしいくらいの感じの声じゃないと
あの、雷真のえらそうな態度と、バランス取れないんじゃないかなあと・・。
「じゃあ、誰ならいいの?」って言われると、難しいんですけど、
中村悠一さんの声を上げてた方がいらしたのは
「ああ、なるほどね・・」と思いました。


とはいえ、
「そもそも雷真が、重度の中二病キャラなんだから、
あのイタイ感じでいいんです!!」って言われたら
もうそれ以上、何も言えないんですけどネー。
雷真で、下野さんは持ち味を生かせているか?っていわれたら、
自分は「うーん・・」って首ひねっちゃうなあ。


梶さんのフェリクス(悪役)は、とてもよかったと思います。
梶さんの声は、どこか「お坊ちゃんぽさ」があるので
そこが綺麗にはまって、十二分に持ち味を生かせてると思いましたが、
もうあれで出番終わりですよね。


ぶっちゃけ、シグムントのために、
この番組を見てる感じになってきましたが
来週以降もシグムントの出番はちゃんとあるのだろうか。
それがとても心配です。