とりあえず診断がついて安心したので、その足で
すでにムビチケを買ってあった「この世界の片隅に」を見てきました。
原作は好きですし、PVを見て、劇場に見に行こうとは思っていたのですが
Twitterでめっちゃ推してる人が多いので、どのへんがそこまで…？と思いつつ
上映開始。
しょっぱなから、のんさんの声がすさまじくキャラクターにはまっていて、
「ああ、すずさんの声ってこうだな」と、すとんと腑に落ちました。
あと、波のうさぎのシーンあたりから、絵の力もすごいな…と実感。
どのキャラの声も全員まったく違和感がなくて、細谷さんもいいお芝居でした。
丁寧に丁寧に日々を描いているので
「知らない時代の知らないひとの話」ではなく、
「知っている街の知り合いの人の話」として、いつの間にか見ている。
そして、その「大切な日常」があっという間に奪われる感覚は
阪神淡路や東日本大震災等の天災を体験した人には、まさに「知っている感覚」
だったと思います。
あと音響もすごかった。
庭に破片が落ちるところ、機銃掃射のところ、空襲のところ
本当にびくっとするくらい「自分の近くで起きている」音でした。
