母、手術日

午後1時から、母の左足切断手術予定とのことで、

10時半頃に病室につくように、家を出ました。

 

まず吸い飲みを買ってきてくれと言われたので

病室に行く前に、医療売店で吸い飲みを買いました。

部屋についたら、おととい名前てしまっておいたタオルがないと言われ、

あと、洗濯をしてほしいと頼まれていたので、

コンビニに、洗剤と名前を書くためのサインペンを買いに行ってまた戻り。

 

そのあたりで、おばといとこが来てくれたので、

あとはひたすら談話室でしゃべって、時間をつぶしました。

母が祖父の遺産相続をするときに、けっこうえげつないことをしてて

叔母が困っていた頃に、母があげた筈のお金まで、

利息計算をつけて「遺産を先渡しした」的扱いをされて

渡す遺産から差し引きします…みたいなことをやって、

妹弟から大顰蹙をかっていた話など聞かされ…

 

欲深だとは知っていたけど、何をやっているのですか母…

かっこわるすぎて途方にくれました。

おじいちゃんの遺産のお金でマンション買って

失敗してお金溶かしてる時とかも「何やってるんだろうこの人…」とは

思ってたけどさ。

 

1時…は大分すぎて、2時ちかくなって、やっとベットごとお迎えがきて

(そこで、搬送用エレベーターに乗るまでがまた長かった。

やばいと思って貴重品を部屋に取りに戻るくらい長かった)

あとは、ひたすら手術が終わるのを待つモードなので、用事を片付けました。

 

いとこには、洗濯機が空くのを見張ってもらってるうちに

自分は、1階の受付で、入院費支払保証書を提出する手続きをして。

待ってるうちに「洗濯機があいたよ!」と携帯に電話をもらったので、

代わりに洗濯機回してもらったりしてて。

コンビニでおにぎりやカフェラテ買ってきてくれて、差し入れしてくれたり、

いとこにもずいぶん助けてもらいました。ありがとう!

 

あとはひたすら待って…。

当初は1時から4時15分までの予定だったのですが、お迎えがすでに1時間くらい押していたので、おそらく手術の終了も遅くなるんだろうなと思いつつ

呼ばれたのが、18時40分くらいだったでしょうか。

 

HCUの入り口まで案内して頂いたものの、まだエレベーターが混んでいるのか

帰ってきてない、とのことで、

そのあとも寝台が運ばれてきては、「うち?!」「いやまだちがう!」の

くりかえしでした。

 

やっと戻ってきたのは、おそらく19時すぎくらい(正確にはおぼえてない)

まず執刀医と主治医の先生から、

切断後のレントゲン写真と、切除後の肉腫の一部を見せていただきました。

大腿骨じたいをもう抜いてしまって、すっぱり足の付け根からありません。

輸血は4単位(480CCだったかな)

感染症等の危険性があるのが4日目くらいまで、傷口がふさがるまで2週間くらいとのこと。今夜はHCUで様子を見るけど、明日の11時にはもう病室に戻されるとのこと。

リハビリももう明日から。

 

HCUに戻ってきたばかりの母は、

「いたい…いたい…うう…ああ…ねむらせて…」みたいな感じで、朦朧としてて

もう、みてる方がしんどい感じでした。

(おばもいとこも、あまりにも痛々しい感じなので泣いてた)

切って、もうない足の部分がしびれたようにいたいそうで、

痛み止めを入れてもらって(その後、入れる単位も倍にしてもらった)

30分、1時間と時間が経過するにつれ、なんとか会話も成立するようになったところで

20時半になったので、病室もおいとましました。

土の上に寝てるみたいとか、ついたてみたいとか、色々判らないコト言ってましたが

あれがせん妄というやつなのだろうな…。

 

おばは、明日また昼イチで来てくれるそうなので

私も会社を早引けしていってきます。