ふんばろう東日本支援プロジェクト


「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
http://fumbaro.org/


多額の義援金が集まったけれど、被災地の人たちの手に渡るのは、時間がかかる。
国や県は、「物資は足りている」「仕訳が困難」との理由で、
個人からの支援物資を受け付けてくれないけれど、
大きな避難所には物資が溢れていても、
小さな避難所や、自宅避難者には、全く物が、助けてくれる人が、足りていない。
「今、とても困っている」そういう悲痛な声が、ネットを通じて聞こえてくるのに、
自分たちには、何もできることはないのだろうか、と
じりじりした気持ちでいらっしゃる方はたくさんいると思います。


早稲田大学大学院専任講師の西條剛央さん
( http://twitter.com/saijotakeo )

が立ち上げられた
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」は、
「行政を介さずに、必要な物を必要な分必要な所へ無料で届ける」支援システムです。
いったん、国や県といった大きい場所に、物資を集めて数を揃えてから
支援をするのではなく、


 末端(被災地外の個人)
   ↓
 末端(避難所や、被災地で地域とのつながりを持っている方
 (たとえば地元のお店のご主人等))を


直接つないでしまいましょう、という仕組みです。


1.各避難所や拠点で、必要なものをリストアップしてもらう
2.送れる人がそれを送る/行ける人がボランティアに行く


という、とてもシンプルですが、実効性のあるシステム。
Amazonの「ほしいものリスト」との連携も始まりましたので、
通販で何かを買うのと同じように、
各避難所で必要とされているものを、購入して送ることができます。


「現地に行くことはできないけれど、何か自分にもできることはないだろうか」
そう思っている方に、
ぜひ知っていただきたい支援プロジェクトです。