「貴方の『萎え』は、他人の『萌え』」、って言うんだっけ?

香水関係のブログやコミュ、
声優さんのファンサイトを
つらつら眺めてて、しみじみと思うこと。


「ほんに、人の好みというのは、千差万別だのう・・・・」


私の好きな香水を、
「臭すぎて耐えられない!!」と思う人もいれば
私は、あんまり好きじゃないなあと思う声を、
「もう大好きでたまらん!!」という人もいる。


当たり前っちゃー、当たり前なんだけれども、
何かを「好きだなぁ」と思う情動の背景には
それはそれはたくさんの理由(今までの経験とか)と
理由なんざ関係ない、本能的な何かが、
絡み合って、渦巻いているんだろうなーと思うと、
なんか感慨深いわけっすよ。


そんでもって、
同じものを好きな人たちのコミュニティにて発生する
「はかなき共闘」みたいな状態が
わたしはなんだか、とても好きです。


「同じモノ」が好きでも、
「同じトコ」が好きとは限らないので
まさにそれは、「幻想の共同体」みたいなもんで、
すぐに潰えてしまうのが、常ではあるのですが。


たとえ、すぐに消えてしまうものであっても
「好きだー」というプラスの意思だけで、形成される場は
なんか見てて、うれしいんですよねー。
「まだまだ世の中捨てたもんじゃねえよ!」
という幻想を再生してくれる、優秀な装置だと思う(笑)