いつか読書する日

昨日の日記に書きましたが
朝一回だけ上映の「いつか読書する日」を見るために
平日と同じような時間に起きて、行ってまいりました。


開演40分くらい前には着いたのですが、もう結構並んでてびっくり。
客層は、けっこう年配の人が多かったですね。


1人でずっと生きること、末期がんの妻の介護、児童虐待、痴呆、等々
色んな要素の入った映画ではあるのですが
基本は「中年男女の、抑えに抑えた恋愛」でございます。
サイト等での紹介には「メロドラマ」って言葉が使われてるんだけど・・
「メロドラマ」って言葉から連想する「ウエットな甘さ」とは全然違うような
気がしました。
生クリーム想像して食べたら、とことん甘さを抑えた和菓子(干菓子)ですよ、
って感じかな。
でも「お菓子」であるという一点は、たしかにゆるぎないの。


人に薦める映画か、っていうと微妙ですねー・・。
面白くないっていう意味じゃなくて、独特すぎて(-"-)
見た後スカッとする系でも、ぼろぼろ泣く系でも、どちらでもないような気もするし・・。
あくまで、「見た人の解釈しだい」な要素が強い感じです。
まあ、10代の若造が見ても面白くないだろうなとは思う。
ある程度年齢を経てないと
なんのこっちゃ判らんのではないでしょうか。


上手い役者さんばっかりなので、それだけで十分!な方は安心してどうぞ。
岸部一徳萌え(≧∇≦)b