梅田阪急コンコース

近々、梅田阪急百貨店の改装に伴い、コンコースの部分が
解体されてしまいます。


http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200508100055.html


「ブラックレイン」という映画の1シーンにも使われたので
ご覧になったことのある方も、いらっしゃるかと思います。


ここ近年の、阪急の
「昔から愛されたものでも、儲けにならないものは切り捨てる主義」には
もう慣れたというか・・あきらめてしまったので
「ああ、またですか」と。


「創業者、小林一三は草葉の陰で嘆いているに違いない」というセリフは
「昔の阪急」を愛していた人たちに、あちこちで言われていますが
創業のころの精神のままでは、今、生き残っていけないのは事実でしょう。
でも、本当に「一流」の会社なら、
全てを壊してしまうのではなく、違う形で昇華するのではないかと思えて
仕方ないのです。


私も「昔の阪急」は愛していたと思う。
おつかいものも、洋服も、靴も、レストランの食事も。
何もかも、阪急百貨店だった頃もあったのですから。


「今の阪急」は、私にとって、「ただの通り道」になってしまいました。
そこにはもう何も、魅力を感じるものはありません・・・。


かろうじて撮ったコンコースの写真です。