ベルアイルその後

結局、7月末で休止しました。
こう・・なんというか
「プレイヤーがやることが、すぐになくなってしまうゲームだったなぁ・・」というのが私の感想です・・。


ゲームを始めると、まず提示される目標が

・国家への仕官の為ののステータス上げ→仕官前ミッション で、

それに並行して
・戦闘および生産のスキル上げ があります。


そして、ステータスが130に達して、仕官した後は、
結婚できるようになるので

・結婚相手を探す→結婚→出産→子育て または 養子をもらう
・子供が6歳になったら継承(プレイヤーキャラとして動かせるようになる)


という流れなのですが、
だいたいここまで、3ヶ月あれば出来てしまいます。


1周目は楽しいのですけど、
継承後は、子供キャラで、まったく同じコトを繰り返すことになります。
でも、ゲームシステム自体は、代を重ねて継承を繰り返して、キャラクターの能力上限を上げていくというものなので、
その「同じコトを繰り返す作業」を要求してくる・・。
繰り返し作業を楽しめない人間は、
「もうええわ・・」ってなってしまうんですよね(^_^;)。


もちろん、生産の種類を変えるとか(裁縫専門だったのを武器専門にするとか)
戦闘の種類を変えるとか(斧使いだったのを弓使いにするとか)
違いを出せないわけではないのですが、
「見た目は違っても、やることはほとんど同じ」なので、
私はやる気になれなかった。
(もちろん、その違いを楽しめてる人もいらっしゃるので、個人差があるでしょうけどね(^_^;))


こう、楽しむのはユーザーの努力まかせ、みたいな所があって
せっかく結婚システムがあるのに
「夫婦同士でだけこなせるミッション」とか全然ないし
せっかく学校があるのに、そこで出来るのは単純きわまりない訓練だけとか
ゲームシステム側で提供してくれる演出が、あまりにも少なかった気がします。


だから、ユーザ自身が工夫して、遊ぶ情熱があるうちはいいのですが
情熱が途切れた時に、ぷつっとプレイする気がなくなる。
私にとってのベルアイルは、そんな印象でした。


こういうことを言うと「いやそんなことはない!」って
ガーっと反論にかかってきて、ねじふせようとする方がいらっしゃるのですが
ものの感じ方は、人それぞれなので。
「それは貴殿の感じ方。これは私の感じ方。」
どちらが正しいとか、どちらが上とかではないのです。


別に同意してほしいと思って、書いているわけではないのです。
こういう風に感じた人もいるのですよ、という、ただの事実。


自分と違うものは、いくらでも世の中にあります。
それを、自分と同じものにねじ伏せようとする行為は、乱暴でしかないのです。
その「違うもの」が、貴方を傷つけるべく攻撃してくる時は、
もちろん自衛すべきですけれど、
「ただ、そこにある」ことすら許容しないのは、
ねじ伏せられるほうにとっては、暴力でしかない。


↑特定の誰かに見てほしくて書いているワケではないけど
 これもまた、ベルアイル休止時に強く感じた事柄(笑)
 ベルアイルに限らず、ネトゲユーザーに多い傾向・・なのでしょうけどね(^_^;)