暇なんで語ってみる(声ネタ、しかも長い ふたたび)

仕事が暇で、睡魔に負けそうなので
声フェチのくだらない考察を、だらだらと書いて見ようと思います。
声ネタにご興味のない方は、読み飛ばしてください。たぶんつかれます。


声優さんにも、色んなタイプの役者さんがいらっしゃいますが
自分にとって、「印象に残る声優さん」って
どんなタイプだろう?と思い
思いつくままに分類してみました。


独断と偏見に基づいた、たさき個人の嗜好によるものですので、
例に挙げている方たちのお名前を見て
「えーそれって違うじゃん!」というご意見も、あるとは思いますが
ご笑覧いただけましたら幸いです。


自分のダメ耳が反応しやすいタイプを
つらつらと考えてみますと・・


【1】声質がたいへん優れている

声優を生業にしてる方は、もちろんお声のいい方ばかりですけども
その中でもずば抜けて、「天性の声質に特徴がある」タイプの方。
役を演じていない、ふつーに話しているときの声でさえ、思わず振り返ってしまう
脊髄反射というか、反応せずにはいられない系ですね(^_^;)


【2】ゆらぎの表現が優れている

感情の揺らぎを、声で表現できる方。
「怒り」とか「悲しみ」とか、そういうハッキリした感情の色だけではなく、
その台詞を発声するときに、演者の感情も本当にその色になっていて、
それがこぼれ出ているかのような
デリケートなゆらぎ方を出せるタイプの方。


【3ーA】卓越した演技力でどんな役でも演じられる

どんなタイプの役を振られても、違和感なく演じてしまう方。
演じられる「キャラの性格」の幅が広い系の方。


【3ーB】声色の幅が広く、多彩な役を演じられる

少年、少女、大人の女性、動物など、演じられる「キャラの種類」が多い系の方。


【4】すでにひとつの「型」と化している

悪い言い方をすれば、「何を演ってもいっしょ」なのですが、
それが既に一つの「型」になってるタイプの方。


私はもう、言うまでもなくって感じですが、
【1】【2】系の役者さんに、ダントツで弱いです(^-^;)。
ジョージさんは【1】系、ナベクミさんは【2】【3-B】系のイメージで書いてます。



【1】系、女性なら、皆口裕子さんや小桜エツ子さん、
【2】系、男性なら、三木眞一郎さんや浜田賢二さん、
【3-A】は山寺宏一さんや飛田展男さん、
【3-B】は 矢島晶子さん、朴璐美さんのイメージです。


【4】系は、最近だと、若本さんのイメージですが・・
好みだけでいうと、ちょっと苦手だったりします。
自分は「こうくるか!」というサプライズを、喜ぶ系の人間なので、
定型というのは、あまり好きじゃなくて(^-^;)
「安定したクオリティが保障されている」という意味では、
もちろんすごいことなんですけどね。


でもやっぱり、【2】の「ゆらぎ系」の演技が、印象に残りますね。
ナベクミさんで言うと
ケロロ軍曹31話「ケロロ 帰りたい帰れない… であります」で
ソーサーの故障で、帰れなくなったケロロ軍曹が電話してきたシーンの
「あのね・・壊れちゃったの」のセリフを初めて聞いたとき
うめぇー!Σ(゚д゚)って、
感動したのを覚えておりますです。



私見ですが、
【1】系で、【2】や【3】をあわせもつ方の場合、
「声質」のパワーが、あまりにも強すぎて、
「すごい演技」というより、
どうしても「すごい声」という感想になってしまう気がします。


たとえば、ジョージさんは、
いつも、ものすごく丁寧にお芝居なさるのですが
「ゆらぎ」的なものを表現したときに
その演技が乗っている「声」が、
あまりにも色気のある「あの声」なので


な・・なんちゅうえろい声なんだ・・!! という
感想になっちゃう気がするのですよ、どうしても(笑)