気力貧困

毎日鬱々としているため

なにか少しでも「楽しい気持ち」になりたくて

新しいゲームを始めてみよう、と思っても

プロローグで力尽きてしまって、積みゲーはさっぱり減っておりません。

新しいシステムを覚える気力もなければ

あんまり好みではないな、と思うとプロローグすら越えられない気力のなさ。

ゲームにくらべたら、手間がかからない

音声ものを聞くのすら面倒くさくて積んでます…


このところは、もっぱら、「小説家になろう」で

悪役令嬢ものを読むのが精一杯でございます。

「書籍化決定」と書いてある作品をえらべば、ある程度は文章のレベルが保証されているので…


『態々(わざわざ)』や『熟す(こなす)』など、

「こんな漢字、普通あんまり使わないよなあ(だいたいは平仮名でひらいて書くよな)」、

という漢字が、文章中に頻出したりするのが、

ATOKIMEの漢字変換候補に、今まであまり見たことない漢字が出てきたら、

使ってみたくなる、作者さんの「イマドキさ」「アマチュアさ」なのかなあ?などと思ったり。


そのわりに、格言とか、故事とか、四字熟語はあまり出てこないので

「作者が今まで読んだ、クラシックな小説から学んだ知識を使って、新たな文章を書く」

ケースは減ってるんだろうな…と感じます。


漢字変換はコピペでググればすぐ読みがわかるし、

「読み仮名」はシンプルすぎる情報なのでさほど得るものが無いのですが

この言い回しはどういう意味だろう?と調べる場合、

どういう故事から、とか、この単語はこういった植物を指す、といった

複合的な情報が含まれているので

わからない言葉が出てきたときに、自分で調べて意味を知ると

「ちょっとかしこくなったぜ」という達成感があるんですよね。


まあタダで色々読んどいて、贅沢をいうのは失礼な話だと承知しております!

手っ取り早い無双ものとして、転生ものは読む方もラクですしね。


いくつか読んでみたかんじだと

悪役令嬢さんはそもそも、初期設定が美人でお貴族様で

家には実直な召使いやら使用人がしっかり彼女を支えてるという設定が多かったです。

そういう「地盤はしっかりしてる」設定で、キャラの中身が転生者でチート状態になると

周りの攻略キャラにモテモテ、破滅フラグ回避しまくり、状態になるので

言ってみればこれ、乙女ゲーのクリア済み動画見てるようなもんなのかな…