オタ話ちょっと続く。

昨日の、アニメ版雪風の話を書きながら、思ったのですが
漫画家の絵で、アニメにして動かすの、難しい絵ってありますよね。
クセの強いタイプの絵。
漫画家ご本人が、キャラを描いて動かしているぶんには、それは「味」となって、魅力のひとつなのですが
他人が、アニメ用の絵にして動かそうとした途端、変な「歪み」にしか見えなくなってしまうもの。


昔、新谷かおる氏の漫画が好きだったのですが、
アニメ化されると大抵、あのクセのある絵は「変にゆがんだキャラ」になってしまい、
魅力半減してしまって、残念だなーと思ってました。
でも、結城信輝氏がキャラデザインした「クレオパトラD.C.」だけは、
「味」が残ったまま、それに結城氏デザインの華やかさが
載って、すごくいい感じでした。


最近だと、竹宮恵子の「地球へ・・・」のキャラデザインが結城氏ですが、
やっぱり竹宮キャラの味は残したまま、
華やかさがプラスされてて、上手いですよねぇ。
もし、雪風のキャラのベースデザインを多田氏がやってて、アニメキャラデザインを結城氏がやってたら
また違ったのかな・・・?と、一瞬思ったのですが
雪風は、「泣きそうな表情ばっかり多用される」っていう、
デザインというより「どんな表情を拾うか」っていう、「絵の描き方」「演出」の問題だから
やっぱり意味ないな、と書いてから気づきました。ちゃんちゃん。


でもせっかく書いたのでのせる。←ものを捨てられないタイプ