亡国のイージス読了

亡国のイージス 上 (講談社文庫)

亡国のイージス 上 (講談社文庫)

というわけで、映画では良く判らなかった部分を理解するため
原作読みました。

読み終わっての感想は、
「ああ、『終戦のローレライ』と『亡国のイージス』は
同工異曲っていうやつなんだなぁ」と。


もちろん、細かい部分は違うのですが、
テーマ、人間関係、物語の展開、キャラクタ造詣の根っこは、どちらも同じなのですねー。


映画を見ただけでは、まるっきり意味不明だったジョンヒの意味合いも、
小説をよんでやっとこさ理解しました。
ローレライのパウラと、ある部分、共通する役割だと思いましたし。
「人間としてではないけど、貴重な兵器として、それなりの扱いをされるパウラ」と
「消耗品でしかないジョンヒ」の差は大きいですけどね。
もともとの資質もきっと、だいぶ違うのでしょうし。
陽のパウラと陰のジョンヒっぽい?


もうちょっと、二つの小説を、あいだを置いてから読めばよかったかも(^_^;)
と思いました。