フラッシュマン40話 処刑都市XX作戦

噂に違わず、カウラー様満載の回でしたー!
もっそい見ごたえありました。
脚本が、監督の長石多可男氏なので、やっぱり力入ってる回ですよねコレ。


メスの、大量改造実験基地の責任者として、
シベールという女性が登場するのですが
20年前、メスの陣営の中で暮らす幼少の彼女に対し、
カウラーは、ジンを誘拐した時に、一緒に入手したと思われる
幸福の王子」の絵本を投げ与えます。

彼女はその絵本から、「本当の勇気と、優しい心、真実の愛」を学び、
メスのやり方に疑問を抱くに至ります。
大規模な改造実験によって、多数の犠牲者が出ることを防ごうと、
ジンをメスの実験基地に呼び寄せ、実験を阻止するために、協力を願うのです。

カウラーに、
「裏切るつもりかシベール!」と詰問され、
シベールは
「私はこの日の来るのをずっと待っていた。もうメスを許すことは出来ない!
もう戦いはいや!」と叫びます。


このシーンの、カウラーの表情がなんとも言えず・・複雑な感情が出てるお芝居で、すごいよかったです〜


この後、ケフレンの命で登場したネフェルに、
カウラーとジンは、右手と左手を切れないチェーンで繋がれた状態で
別の場所へと、飛ばされてしまいます。


飛ばされた先で、豪雨の中
鎖でお互いに繋がれた状態のまま、ジンとカウラーは一対一で殴り合い、取っ組み合いです。
ジョージさんのMixi日記に上がってる写真は、多分このシーン撮影時のものだと思われます)

カウラー「片付けてやる!」
ジン  「死ぬもんかカウラー!俺たちはお前を許さない!
     お前を倒して、20年前のことを白状させてやる!」
カウラー「なめるな!俺は宇宙の一匹狼、暗黒のハンターと言われた男
     俺の体の中には、一滴の血も無い 涙を流す心も無い!!」

どしゃ降りの中のカウラー様が激渋です。


シベールに対する、カウラーの心情がうかがわれるシーンは
ほんの僅かしか、ないのですが
彼はいったい、何を思って、彼女にあの絵本を与えたのか・・
(ほんの気まぐれだろうとは思いつつも、わざわざ持って帰ったあたり
シベールのことを気にかける気持ちはあっただろうなとか)


今後、彼女の犠牲が、カウラーに何らかの影響を与えるのか・・
インパクトのあるお話でございました。