ゆめをみた

夢を見た。


もう、いない筈のあの人が、家に来ていた。
「よりによってなんで、(私の母方の)親戚の集まる日に来るんだろう」みたいに
親戚たちに文句言われていたけど、
私も、彼も、気にしていなかった。


彼は、「(彼の)叔父さんがよくしてくれた」と笑顔で話した。
私は、「お互い、もういい年なんだから、親とか親戚に心配かけないように
しっかりしなきゃねー」と言った。


昔なら、彼に対して、皮肉交じりで、口にしていた言葉だろうけど、
夢の中では、そんなニュアンスはひとかけらもなくて、
「自分と彼に対する、素直な励まし」として、口にしていた。
私はほほえんでいた。
彼もほほえんでいた。


目が覚めたとき、辛くなかった。
夢だとわかっても辛くなかった。
むしろ幸せな気持ちになれた。


そう、あんなふうにね。
別れてから何年かして、顔をあわせたときに、穏やかに話したかったんだよ。
昔の自分たちは「出来てなかったねぇ〜」って、苦笑したかったんだ。


お盆に、花も飾ってないような私のところに、訪れてくれて、どうもありがとう。
反省して、今日、花を買ってきて、活けました。
ばらさないほうがキレイにまとまるんだけど、かっこつけてもしょうがないし・・_| ̄|○
そう、所詮ダメ人間だから・・ね。


なんか生まれて初めて、「お盆」の意味がわかったような、そんな気がしました。