NHKスペシャル 「立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」

昨日の夜、見たんですけども、
知らん間に、かなり技術は進んでますね・・。
手や足の神経の発する電気信号を捉えて、義手や義足を作動させる時代から、
脳内の電気信号を直接捉えたり、
体に埋め込んだコネクタから、脳内と直接信号をやりとりするフェーズに
なってきてるみたいでした。


くわしくはこちらのサイトで。
http://matsuda.c.u-tokyo.ac.jp/sci/
「特集:NHKスペシャル補遺」で、詳細なレポートが読めます。
再放送予定は
【総合テレビ】にて 11月8日(火)午前0:15〜1:29(7日(月)深夜)です。



サングラスにつけたカメラの信号を、腰につけたコンピュータで
電気信号に変換して、
その信号を、頭に埋め込んだコネクタから、脳内に直接送る手術を受けた
イエンス・ナウマンさんは、
その研究をしてた人が急死したため、実験が中断されて
機械も老朽化が進み、
最初は、100の点で描画されていたものが、今では6つの点しか
見えないという話が、ごっついせつなかったです。


あと、パーキンソン病や、薬が効かない程重度のうつ病など、
従来の治療法では治せなかった病気を、
体内に埋め込んだ機械から、脳内に差し込んだ電極に電気刺激を送ることで、
「治す」のではなく「症状を抑え込む」話も、かなり強烈でした。
「治る」わけではないので、機械の電源を切ると、すぐに元通りになってしまうのですが
電気刺激が与えられている間は、普通の人と同じように暮らすことができます。


病気の方にとっては、確かに「福音」なのですが、
「どこまで脳をいじってもいいものか」という、遺伝子工学系と同類の、
倫理的な話が、ムツカシイような気がするなぁ・・。


頭にコネクタつけた方が、けっこう登場して、
「あー、攻殻機動隊ばりに、『体にコネクタ』が珍しくなくなる日も
そう遠くはないのかも・・」と思いました。


そしてやっぱり、こういう話にワクワクとお金出してるのはアメリカ軍なのだな_| ̄|○
お約束だけどこわい。