崖の上のポニョ

ポーニョポーニョポニョさかなのこー


というわけで
やっとこさ見てきました。
(お誘いしてたクロさんの都合がつかず、延び延びになってた)


もう夏休みも終わったのに
土曜朝イチの上映でも、結構な入りでびっくりさ!


見終わった感想は


・かわいい
・画面密度すごーい
・フジモトさんて目元が見えなければイケメンだよね


えー・・・・以上です。


つーか、なんつーか
『考えるな、感じるんだ』っていう感じの映画だったので
「なんかよく判んないけど、つっこんじゃダメなんだよね?」と
思わされるプレッシャーを
スクリーンから、ひしひしと感じましたの。
千と千尋を見た頃は、100%楽しめてたんだけど
ハウルの頃から、この「よく判んないけど」が混じり始め
今回のポニョで、ますますその違和感が強まりました。
特にラスト近くの、トキさんと宗介とのシーン。
なんか見てて「へ?何が起きてるの?」って
ちと置いてきぼり状態に。



んで、家に帰ってきてから
録画してたけど見てなかった、
「プロフェッショナル仕事の流儀」の宮崎駿回(ポニョのスペシャル)を見て
あー、と腑に落ちました。
「作家性の発露」ってやつだったんですね、あの違和感。
押井守作品見てて、
ややっこしい延々続く長台詞とか、魚眼レンズ的描写の顔アップに
違和感感じるのと、多分似たようなものなんだろうな・・と。


そんなわけで
「全体としてのおはなし」を理解しようとすると
いろんなところがひっかかって、違和感を覚えてしまったので
「部分部分をみてたのしむ」しか出来なかった
アタマの固いわたくしでした。